【ウェビナーツール比較】GoToWebinarとは? 各種機能と料金プラン一覧!専門性が高いツールですが…!?
目次
GoToWebinarは、大規模なオンラインイベントに特化した高機能ウェビナーツールです。
最大3,000人の参加者に対応し、ウェビナーの計画から実施、分析まで包括的にサポートします。
項目 | 内容 |
---|---|
対象ユーザー | 小規模チームから大規模企業まで |
主な機能 | ウェビナー開催、カスタム登録フォーム、事前録画、投票、アンケート、分析レポート、CRM連携 |
基本料金 | 無料版(7日間トライアル)あり、有料版は$49/月から(年間契約時) |
最大参加者数 | 無料版:250名、有料版:250名〜3,000名(プランによる) |
その強みは、詳細なカスタマイズ性と分析機能にあります。
カスタム登録フォーム、事前録画、投票やアンケート機能など、多彩な機能を提供し、参加者とのエンゲージメントを高めることが可能です。
特にCRM連携や他のビジネスツールとの統合も優れており、マーケティングや営業活動との連携がスムーズになるのが強みです。
ただし、Zoomなどに比べると操作が複雑で、また使用コストも高く、モバイル対応の制限などの課題もあります。
この記事では、GoToWebinarのウェビナーツールとしての機能やウェビナーの開催方法、Zoomとの違いなどについて詳しく解説しています。
【関連記事】無料・有料含むウェビナーツール9選!特徴・金額・参加人数を徹底比較
【ウェビナーツール】GoToWebinarって、どんなツールのなの?
機能 | 説明 |
---|---|
事前録画イベント | 完璧なコンテンツ配信のためにウェビナーを事前録画する機能 |
ウェブキャストモード | 最大3,000人の参加者がブラウザから直接ライブストリームに参加可能 |
イベントプロモーション | GoToStage でイベントを宣伝し、視認性を高める |
カスタム登録フォーム | 参加者情報を収集するためのパーソナライズされたフォームを作成 |
柔軟なスケジューリング | 単発イベント、シリーズ、オンデマンド体験を設定 |
ブランディング | カスタムカラー、ロゴ、画像を追加して資料をパーソナライズ |
エンゲージメントダッシュボード | 聴衆のエンゲージメントと残り時間を監視 |
マルチプレゼンターウェビナー | 最大6人の主催者がイベント中にウェブカメラを共有可能 |
投票とアンケート | インタラクティブな質問とライブ結果で聴衆を引き込む |
参加者レポート | 参加状況と聴衆のロイヤリティに関する包括的なレポート |
イベント分析 | 主要指標とダウンロード可能なレポートでエンゲージメントを測定 |
ソーストラッキング | どのチャネルが最も多くのウェビナー登録を導いたかを特定 |
CRM機能 | Salesforce、Outlook、Slack などの各種ツールと連携 |
GoToStage | 録画したイベントをオンデマンドウェビナープラットフォームで共有 |
GoToWebinarは、最大3,000人まで同接可能なウェビナーツールで、大規模なオンラインイベントを主催する目的で設計されています。
GoToWebinarならオンラインイベントの計画から宣伝、実行、イベント後の分析まで、ウェビナー全体をカバー可能!
また基本的な機能としてカスタム登録フォームの作成、コンテンツの事前録画、投票やアンケートなども必要に応じて利用することが出来ます。
「Outlook」や「Slack」などのビジネスツールとの連携も可能で、GoToWebinarを通じてウェビナー参加者の分析も行えます。
日本国内では、あまり知名度はありませんがアメリカなどではオンライン上での企業研修、製品デモ、大規模な会議などで使用されています。
GoToWebinarの無料・有料プランと機能の違い一覧
機能 | 無料版(7日間トライアル) | 有料版 |
---|---|---|
参加者数 | ◯ (最大250人) | ◯ (プランにより最大3,000人) |
カスタム登録フォームの作成 | ◯ | ◯ |
自動メール送信 | ◯ | ◯ |
モバイルアプリ | ◯ | ◯ |
支払い受付 | ☓ | ◯ (Standard以上) |
GoTo Meeting付属 | ☓ | ◯ (1ライセンス、Enterprise版は無制限) |
無制限クラウドストレージ | ☓ | ◯ (Pro以上) |
AI会議要約 | ☓ | ◯ (Pro以上) |
ブレイクアウトルーム | ☓ | ◯ |
クローズドキャプション | ☓ | ◯ |
カスタムブランディング | ☓ | ◯ (Standard以上) |
ライブストリーミング | ☓ | ◯ (Pro以上) |
バーチャルイベント | ☓ | ◯ (Enterprise) |
GoToWebinarの無料版(7日間トライアル)では、基本的なウェビナーの開催が可能で、最大250人まで参加することが出来ます。
無料版でもカスタム登録フォーム、自動メール送信、モバイルアプリの利用が可能で、ウェビナーの開催時間にも特に制限はありません。
有料版では参加者数が最大3,000人まで増加し、プランに応じて様々な追加機能が利用可能になります。
例えば、支払い受付機能、GoTo Meetingの付属、無制限クラウドストレージ、AI会議要約などが追加され、必要に応じて利用が可能になります。
GoToWebinarの有料プランで出来るようになること
- 大規模なウェビナー開催:最大3,000人の参加者に対応し、大規模なオンラインイベントや講演会を実施可能。
- 高度な参加者エンゲージメント:ブレイクアウトルーム、投票、Q&A機能を使用して、より双方向的で魅力的なセッションを作成。
- カスタムブランディングとプロフェッショナルな演出:自社のロゴや色を使用してウェビナー資料をカスタマイズし、プロフェッショナルな印象を与える。
- 包括的な分析と追跡:詳細な参加者レポート、イベント分析、ソーストラッキングを活用して、ウェビナーの効果を測定し改善。
- 統合機能とワークフロー最適化:Salesforce、Slack等の他のツールとの統合、AI会議要約機能により、ワークフローを効率化し、フォローアップを改善。
GoToWebinarの有料プランを利用することで、専門的なウェビナー体験・オンラインイベントの提供が出来るようになります。
GoToWebinarは他のウェビナーツールに比べてカスタム機能が優れており、自社のブランド認知度を高め、ユーザーに強く印象に残しやすく出来るでしょう。
また他のビジネスツールとの統合性が高くは、ワークフローを効率化し、フォローアップやリード管理が一括で出来るように!
つまり、GoToWebinarの有料プランを利用することで、よりプロフェッショナルなオンラインマーケティングが可能になり、熱量の高いリードを獲得しやすくなります。
GoToWebinarの有料版の各種プランの違い
機能 / プラン | Lite | Standard | Pro | Enterprise |
---|---|---|---|---|
月額料金(年間契約時) | $49/月 | $99/月 | $199/月 | $399/月 |
参加者数 | 250人 | 500人 | 1,000人 | 最大3,000人 |
レポートと分析 | ○ | ○ | ○ | ○ |
自動メール送信 | ○ | ○ | ○ | ○ |
モバイルアプリ | ○ | ○ | ○ | ○ |
支払い受付 | × | ○ | ○ | ○ |
GoTo Meeting付属 | 1ライセンス | 1ライセンス | 1ライセンス | 無制限 |
無制限クラウドストレージ | × | × | ○ | ○ |
AI会議要約 | × | × | ○ | ○ |
カスタムブランディング | × | ○ | ○ | ○ |
ビデオ共有 | × | ○ | ○ | ○ |
バーチャルイベント | × | × | × | ○ |
GoToWebinarの有料プランは、Lite・Standard・Pro・Enterpriseの4種類があり、開催するウェビナーやオンラインイベントの規模に応じて、使い分けることが可能です。
GoToWebinar有料プラン:Lite/Standard
Liteプランは小規模なウェビナーに適しており、基本的な機能を低コストで利用できるのが強みです。
250人までしか利用が出来ませんが、それほど大きくないウェビナーを開催するのなら十分でしょう。
Standardプランでは500人までが同接可能に。
また基本機能に「支払い受付」や「カスタムブランディング」が追加され、より専門的なオンラインイベントの開催が可能になります。
GoToWebinar有料プラン:Pro
Proプランは最大1000人まで利用が可能になり「バーチャルイベント」を除く、ほぼすべてのGoToWebinarの機能が利用できるようになります。
Lite・Standardプランでは、制限があったクラウドストレージも無制限になり、さらに「AI会議要約機能」も利用可能に。
全体として大規模なウェビナーの管理と効率的なフォローアップがProプランでは、やりやすくなります。
GoToWebinar有料プラン:Enterprise
最上位のEnterpriseプランは、最大3,000人の参加者に対応し、バーチャルイベント機能も備えているため、大規模な組織や複雑なイベントに最適です。
すべての機能が使用可能になるだけでなく、GoTo Meetingのアカウントも無制限で作成出来るようになります。
ただし、金額は結構お高めなので、そこまで規模感の大きいオンラインイベントを開催する予定がないのであれば「Proプラン」で十分かもしれません。
GoToWebinarでのウェビナー開催の流れ
手順 | 詳細 |
---|---|
1. ログイン | - GoToWebinarのウェブサイトにアクセス - ユーザー名とパスワードを入力してログイン |
2. ウェビナーの設定 | - 「ウェビナーを作成」ボタンをクリック - タイトル、日時、時間を設定 - 必要に応じて、複数の日時を選択可能 |
3. 参加者の招待 | - カスタム登録フォームを作成 - 招待メールを作成し、送信 - SNSや他のチャネルで登録リンクを共有 |
4. ウェビナーの開始 | - 設定した日時になったら、管理パネルから「ウェビナーを開始」をクリック - 音声とビデオの設定を確認 - 画面共有を開始し、プレゼンテーションを開始 |
5. ウェビナーの実施 | - プレゼンテーションを行いながら、Q&Aや投票機能を活用 - 参加者のエンゲージメントを監視 - 必要に応じてブレイクアウトルームを使用 |
6. 分析と追跡 | - ウェビナー終了後、管理パネルから分析レポートにアクセス - 参加率、エンゲージメント度、Q&Aなどのデータを確認 - フォローアップメールを送信し、録画を共有 |
GoToWebinarでウェビナーを開催する場合は、まず、プラットフォームにログインし、ウェビナーの基本情報(タイトル、日時、時間)を設定します。
次に、カスタマイズされた登録フォームを作成し、登録フォームのURLを添付したりして、参加者を招待しましょう。
ウェビナー当日は、設定した時間に管理パネルからセッションを開始し、音声とビデオの設定を確認。
プレゼンテーション中は、画面共有機能を使用しながら、Q&Aや投票機能を活用して参加者とのエンゲージメントを高めます。
ウェビナー終了後は、GoToWebinarの分析レポートにアクセスし、参加率やエンゲージメント度を確認し、その後分析したデータを基に、フォローアップメールを送信し、録画を共有することで、ウェビナーの効果を最大化を目指せます。
GoToWebinarで外部の人を招待するためには、どうすれば良いの?
GoToWebinarのウェビナーに招待する流れ:
- ウェビナーの設定: GoToWebinarにログインし、新しいウェビナーを作成または既存のウェビナーを選択します。
- 登録フォームのカスタマイズ: ウェビナーの登録フォームをカスタマイズし、必要な情報(名前、メールアドレスなど)を設定します。
- 招待リンクの生成: ウェビナーの招待リンクを生成します(管理パネルの「招待」または「共有」を選択)。
- 招待の送信: 生成されたリンクを使用して、メール、SNS、ウェブサイトなど、適切なチャネルを通じて招待を送信します。
- フォローアップ: 登録者には自動的に確認メールが送信されますが、必要に応じて追加の情報や リマインダーを送信しましょう。
GoToWebinarでアカウントを持っていない人を招待する際には、上記の流れで開催するウェビナーの招待リンクを作成し、送付すればOK!
ブラウザ上でアクセスが可能なので、アプリをインストールする必要はありません。
【ウェビナーツール比較】Zoomウェビナー VS GoToWebinar
機能 | Zoomウェビナー | GoToWebinar |
---|---|---|
使いやすさ | ◯ | △ |
配信品質 | ◯ | ◯ |
CRM連携 | △ | ◯ |
カスタマイズ性 | △ | ◯ |
分析機能 | △ | ◯ |
GoToWebinarは、マーケティング目的や詳細な分析が必要なビジネス用途に適していますが「使いやすさ」や「操作性」では、Zoomウェビナーの方が優れています。
ZoomウェビナーとGoToWebinarは、両者とも高品質な配信が可能ですがGoToWebinarの方がCRM連携・カスタマイズ性・分析機能が優れており、マーケティングや営業活動との連携がスムーズです。
また、登録ページやメールのカスタマイズ機能も充実しており、ブランディングの観点からもGoToWebinarの方が優位性があります。
一方、Zoomウェビナーは誰もが使いやすく、日本国内では多くの人がZoomに慣れているため、参加者側のトラブルはZoomの方が少なくて済みます。
だから大規模なオンラインイベントを開催する際には、GoToWebinarが良いかもしれませんが、そうでないのならZoomで十分でしょう。
ウェビナーツールとして見た時のGoToWebinarの懸念点
GoToWebinarでウェビナーを行う際の懸念点:
- 操作の複雑さ:初めてのユーザーにとって、インターフェースが直感的でなく、操作に慣れるまで時間がかかる場合がある。
- モバイル対応の制限:モバイルアプリは存在するものの、デスクトップ版に比べて機能が制限されており、モバイルでの完全な操作が難しい。
- 高コスト:他のウェビナーツールと比較して、特に高機能なプランの価格が高めに設定されている。
- 統合の制限:一部のサードパーティアプリケーションとの統合が限られており、既存のワークフローとの連携に課題が生じやすい
- ブランド認知度:Zoomなど他の主要なビデオ会議ツールと比較して、一般ユーザーの間での認知度が低い。
GoToWebinarは多機能で強力なウェビナーツールですが、操作が複雑で「誰にとっても使いやすい」というタイプのツールではありません。
特にパソコンやスマホに不慣れな人にとっては、GoToWebinarを使いこなすのに時間がかかってしまようです。
また、モバイル対応に関してもアプリは存在するものの機能が制限されており、完全なモバイル操作が難しい点も弱点です。
そして、何と言っても利用コストが高め!
Zoomに比べると小規模な組織や個人ユーザーにとっては負担が大きく、日本国内で、そこまでしてGoToWebinarを使う必要ないのかも?
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